アメリカンフットボールの得点方法には、タッチダウン・フィールドゴール・セーフティの3種類がある。それぞれ得点も、成立する条件も異なり、なかでもタッチダウンを決めたチームには、続けて追加点を狙う機会が与えられる。

セーフティ(2点) タッチダウン(6点) (2点コンバージョンも同じ場所) フィールドゴール(3点) エクストラポイント(1点)
タッチダウンは相手エンドゾーンに入ると成立し6点(ツーポイントコンバージョンも同じ場所で2点)。フィールドゴールとエクストラポイントはゴールポストを通すキックで成立し、それぞれ3点・1点。セーフティは、自陣エンドゾーン内でオフェンスがタックルされるなどした場合にディフェンス側に2点が入る。

タッチダウン ― 6点、最も基本的な得点方法

最も基本的な得点方法が「タッチダウン」で、ボールを持って相手エンドゾーンに入る、またはエンドゾーン内でパスをキャッチすることで成立し、6点が入る。

タッチダウン後の追加点 ― エクストラポイントとツーポイントコンバージョン

エクストラポイント ― キックによる1点

タッチダウンを決めたチームには、続けて追加点を狙うプレーが与えられる。「エクストラポイント」は、敵陣15ヤードラインからゴールポストに向けてキックを行い、成功すれば1点が加わる。

ツーポイントコンバージョン ― ランかパスによる2点

エクストラポイントの代わりに、ランかパスで再びエンドゾーンに入ることに挑戦する「ツーポイントコンバージョン」を選ぶこともできる。成功すれば2点が加わるが、エクストラポイントより難易度が高いため、選ばれる場面は限られる。

15ヤード
エクストラポイント ― 敵陣15ヤードラインからのキック(約33ヤード)
LOS(位置は状況次第)
フィールドゴール ― LOSの位置によってキック距離が変わる
背景・トレンド: かつてのエクストラポイントは、敵陣2ヤードラインからのほぼ確実な約20ヤードのキックだった。2015年、NFLはこれを15ヤードラインに下げ、距離を約33ヤードまで伸ばす形でルールを改正。「消化試合」になりがちだったプレーに、見る側にとっての緊張感を取り戻す狙いだった。あわせて、失敗・ブロックされたキックをディフェンス側がリターンして2点を狙える仕組みも新設された。
観戦のヒント: 終盤に2点差でリードされている場面など、その後の得点差を見据えてエクストラポイントではなくツーポイントコンバージョンを選ぶことがある。得点差の推移を意識すると、この選択の意図が見えてくる。

フィールドゴール ― 3点、キックによる得点

「フィールドゴール」は、そのときのスクリメージラインの位置によってキック距離が変わる、キックでボールをゴールポストの間に通すプレーで、成功すれば3点が入る。タッチダウンに届かない場面でも、際どい位置であれば得点のチャンスを残せる手段である。

セーフティ ― 2点、ディフェンス側が得る得点

「セーフティ」は、オフェンス側の失敗によってディフェンス側に直接得点が入る、他にはない仕組みの得点方法である。オフェンス側のボールキャリアーが自陣のエンドゾーン内でタックルされるなどした場合に成立し、ディフェンス側に2点が入る。

まとめ

アメリカンフットボールの得点方法は、タッチダウン(6点)・フィールドゴール(3点)・セーフティ(2点、ディフェンス側に入る)の3種類が基本となる。タッチダウンの後には、エクストラポイント(1点)かツーポイントコンバージョン(2点)のどちらかを選んで、さらに追加点を狙う機会がある。